高校受験においてのわかりやすい目安として成績表を見るのは誰でもやることだ
しかし、もし自分の成績がオール①評価だったらどうするだろうか?
もしかしたら将来をあきらめて中卒で就職しようかなと考えてしまっても不思議ではないでしょう
だがワタシの知り合いには成績がオール①でも高校に合格したのが二人ほど実在している
ハッキリ言ってどうやって成績表をオール①にできたのかと驚いたものだ
さてその信じられないくらい成績が悪かった二人が高校受験に合格できたのか
今回はその二人の高校受験について紹介していきます
スポーツだけで乗り切ったAくん
まず最初の一人目はスポーツだけで乗り切ったAくんについてだ
Aくんは本当に勉強ができなかった
期末試験でも中間試験でも五十点どころか四十点代の点数すら取れなかった
なので成績も主要五科目以外もほぼ①評価の凄まじい代物で当時の担任の先生がAくんに夏休み中にAくんに対して補習を実施するほどだった
そんな有様にも関わらずAくんは自主的に勉強することなく日々を過ごしワタシも勉強したらどうかと苦言をしてみたがAくんは一切気にしなかった
さてそんなAくんだが実は最後の最後まで勉強することなく有名大学の付属高校に入学できてしまった、なぜか?
端的に言ってしまえばAくんはスポーツ推薦で高校受験に合格したのだ
だがオール①でもスポーツ推薦できるのかと疑問に思うかもしれないがAくんはそのスポーツに関しては全国レベルで強かった
どれくらい強かったかといえば地域新聞で大々的に取り上げられるほどに強かった
さらにAくんのスポーツは有名だが競技人口が少ないこともあってそれが高校受験に優位に働いたのかもしれない
芸は身を助けるとはいうがAくんにとってはスポーツこそがそれなのだろう
本当に何もないBくん
次にBくんについてだがAくんと違って彼には本当に何もなかった
さらにBくんは家庭環境も最悪に悪く中学を卒業するまでワタシはBくんの自宅に遊びに行ったことがないしBくんの家族にもあったことがない
聞こえてくるのは近所の悪い噂ばかりで彼はドン底のなか生活していたのだろう
詳しくは聞けなかったし聞こうともしなかった、この話をほじくり返すのはBくんに対して失礼にだと感じたからだ
さてBくんだが成績が悪いのもそうだが部活にも加入していないのもまずかった
なぜなら部活に加入していないということはOBからのツテがないだけではなく、高校を選ぶ際の基準がない、面接での優位なポイントさえ無くなるといったバットポイントだらけだからだ
しかもBくんは当たり前だが塾に通っていないので自分の正確な偏差値もわからず高校受験での合格ラインさえわからなかった
Aくんと違ってBくんには何一つ高校受験に成功するビジョンが見えてこなかった、正直なところワタシでさえBくんは高校受験に失敗すると思った
しかしながらそれでもBくんは工業高校だが合格できた、なぜか?
ハードルをどれだけ下げるか
まずBくんが行ったことはハードルをとにかく下げることだった
Bくんは自分の立ち位置を大体は把握していたので自分の合格できるラインを決めることができたのが合格できた理由の一つだろう
なので最低ラインの高校から自分が合格できそうな高校を選び、その中から将来どうしたいのかを含めて候補を絞った
そしてとにかく勉強をした、ワタシもBくんの勉強を教えたこともあるし勉強会をワタシの実家でしたこともあった
またBくんにとって幸運だったのが彼の担任の先生が面倒見がよい先生だったのできちんとBくんのフォローをしてくれたのが幸いだった
こうしてBくんは見事合格できたのだがBくんは高校を中退してしまった
その合格できそうな高校というのは偏差値が最底辺スレスレの高校ばかりで、とてもじゃないが良い噂はあまり聞かないようなところばかりであった
風の噂によると高校でのいじめに耐え切れず高校を退学してしまったそうだった
その後Bくんとワタシは一切会うことができず、数年後Bくんのことは新聞で傷害事件の犯人としてその名前を見ただけであった
持っているとすべてが違った
さてAくんとBくんだが同じオール①の成績でも本人が持っているものが二人の進路に多大な影響を与えたのは言うまでもないだろう
Aくんは裕福だったし本人にスポーツの才能もあった
Bくんは何もなかった
そんな二人は高校合格というラインに達してはいたがその後の環境が決定的に異なった
その原因はやはり生まれの差だろうか?
人生ガチャなんて言葉が流行しているがこの言葉は間違ってはいなかった、それだけだ
210著
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