受験勉強の具体的な工夫をした話し

勉強嫌いが勉強地獄を乗り越えるには

はじめに

学校の宿題が出るたび、私はいつも逃げ道を探していた。友達との遊びやゲームが、勉強するよりもずっと魅力的だったからだ。大人になった今、その選択がいくつかの扉を閉ざしてしまったことを痛感している。しかし、この気持ちは私だけのものではない。多くの人が、勉強への苦手意識や嫌悪感を抱えている。それは、即時の快楽を求める心理が、将来的なリスクを見えにくくしているからだ。でも、勉強嫌いを乗り越えることは可能だと私は信じている。その一歩を踏み出す勇気が、やがて大きな変化をもたらすものだ。

勉強嫌いの根本原因

中学生の時、私の部屋はいつもゲームの音で満たされていた。外は雨が降っていても、友達とオンラインゲームで遊べば、時間を忘れてしまうほどだった。学校から帰ると、宿題よりもコントローラーを手に取るのが日常だった。部活で体を動かした後の疲れは、勉強する気力を完全に奪ってしまう。このような日々が、勉強嫌いを深める環境だったことに、今なら理解できる。

勉強をするモチベーションがなかったのは、目的が見えなかったからだ。将来の夢や目標が定まっていないと、今頑張る理由が見つからない。学校の成績が直接将来にどう影響するのか、その繋がりが理解できなかった。この「なぜ勉強するのか」という疑問が、勉強への苦手意識や嫌悪感を生み出す原因だった。

環境を変えることの重要性

高校に入ってから、私は勉強に対する考え方を少し変えることに成功した。その秘訣は、環境を変えることだった。友人たちと一緒に図書館やカフェで勉強するようになり、その集団での学習がもたらすポジティブな圧力が、驚くほど勉強への意欲を高めてくれた。他の誰かが勉強している姿を見ると、自分もやらなければという気持ちになる。この「一緒に勉強する」というシンプルな変化が、勉強に対する態度を180度変えるきっかけとなった。

自宅での学習が勉強嫌いにとって難しいのは、誘惑が多いからだ。テレビ、ゲーム、スマートフォンなど、勉強以外の楽しい選択肢が目の前にある。しかし、勉強をしなければならない環境に自分を置くことで、これらの誘惑から離れることができる。塾の自習室や図書館では、周りも勉強に集中しているため、自然と集中できるようになる。この環境変化は、勉強への抵抗感を減らし、勉強時間を確保する助けとなった。

小さな一歩から始める

私が勉強に本格的に取り組み始めたのは、高校生になってからだった。それまでの私は、勉強に対する恐怖と拒絶感が強く、どこから手をつけていいかさえわからなかった。そんな私が変わったきっかけは、ある先生の言葉だった。「小さな一歩を踏み出す勇気が大事だ」と。その言葉を胸に、私はテストの1週間前から、毎日塾の自習室に通い始めた。最初は1時間が限界だったが、徐々に集中できる時間が伸びていった。この小さな成功体験が、勉強への抵抗感を減らしてくれた。

小さな目標を設定し、それを達成することが重要だった。たとえば、1週間に数回、30分だけ英単語を覚えることから始めた。これらの小さな達成感が積み重なり、勉強への自信に繋がっていった。この経験から学んだことは、勉強嫌いを克服するには、無理に大きな一歩を踏み出そうとするのではなく、自分にできる小さなことから始めることが大切だということだ。

継続は力なり

習慣は、続けることで初めて力を発揮する。勉強も同じで、日々の小さな積み重ねが、最終的に大きな成果に繋がる。私が実践したのは、毎日決まった時間に短時間でもいいから勉強するということだった。このルーティンを作ることで、勉強が日常生活の一部になり、以前ほど苦痛ではなくなった。例えば、朝食後の30分、学校から帰ってきてからの1時間など、自分の生活リズムに合わせた勉強時間を設定することが重要だった。

勉強を継続することで見えてきたのは、長期的な視点での学習の価値だ。一夜漬けでテストに臨むのではなく、コツコツと勉強を積み重ねることで、知識が定着し、理解が深まっていく。また、学ぶことの楽しさや、新しい知識を得る喜びを実感できるようになった。勉強を続けることは、将来的な利益だけでなく、自己成長のための投資でもあると気づいた瞬間だった。

まとめ

勉強との戦いは、決して一晩で終わるものではない。私自身、幼い頃からの勉強嫌いを乗り越えるために、環境を変え、小さな目標を設定し、それを習慣化することで、少しずつでも前進してきた。振り返れば、勉強嫌いだった自分が、今では楽しくはないけどやるべきものだと普通に勉強をできるようになった。まずは、小さなことからでいい。5分でもいい今までできなかったことができたのだから、小さなことから自分を褒めていこう。

 

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