受験での面接対応の話し

受験の面接は何のため?その先へもつながる意識の持ち方

受験のメインは筆記試験で、面接はどうしても二の次に取られてしまいがちです。

中には本番さながらに模擬練習をしてくれる学校や塾などはあると思います。ただ対策と言えば、よくある質問と模範解答を渡されて、あとは自分の言葉で言えるように考えておいて下さい、と言うのがほとんどではないでしょうか。

ここでは私が実際に面接を受けた時の事、人を採用する立場になり、面接をする側になって感じたことを紹介していきます。

面接でよく聞かれると言われていることは本当に聞かれる?

受験でよく聞かれる質問と言われているものには、次のようなものがあります。

  • 志望理由
  • 高校に入って頑張りたいこと
  • 高校で何を学びたいか、何を身につけたいか
  • 中学校生活で頑張ったこと
  • 自分の長所と短所
  • 特異な教科、苦手な教科

などが主なものです。

この中で私が実際に質問されたことは、「志望理由」だけでした。

その他に実際に聞かれたこととと言えば、「なぜクラブ活動を二つやっているのですか」(私の中学校では、必須クラブと自由クラブがあったからです)、「通うのにどれくらいかかりますか」、「試験はどうでしたか」等でした。

またある学校では、筆記試験後面接まで一時間以上待ちました。やっと順番が回ってきて、受験番号と名前を言った直後、「その髪はくせ毛ですか」の一問だけで終わりのところもありました。

ちなみに、いずれの学校も結果は合格でした。

私はどの学校も受験番号が最後の方だったので、一時間以上待待つことになったのではと思います。きちんとした志望理由や、入学し計画や志を、どれだけ持っているか聞いてくる学校もあるとは思います。ただし私が経験した中での印象では、前に述べました、いわゆる「よく聞かれる質問」だけに縛られない方が良いのではないかと感じました。

面接で合否は決まるのか

結論から言いますと、私はよほどのことがない限り、面接で合否が決定することは無いのではないかと思います。

その理由としては

  1. 先ほど挙げましたように、およそ合否を決めるような内容の質問がされないことがあること。
  2. よくある質問に対する回答のほとんどが似たような内容になっていると思われ、個人ごとの差をつけることが難しいと思われること。
  3. 受験番号によっては面接を行える時間に差が出て、不公平感が出てしまう場合があること。

等が挙げられます。

実際に試験結果を見たわけではありませんが、よほど身だしなみがひどかったり(金髪・茶髪・服装が乱れている)、面接官に聞こえないくらい声が小さかったり、質問に何も答えられない等のようなことがない限り、おそらく合否には影響ないと思います。

合否にはあまり影響が無いかもしれない。よく聞かれる質問もあまり出ないかもしれない。では面接は何のために行っているのでしょうか。

面接をする意味とは

私は今まで売り場責任者や園長など、人を使う立場の職に多く就いてきました。当然、共に働いてもらう人を採用するための面接も数多く行ってきています。

採用面接でも受験の面接と同じように、志望動機は聞くことの多い項目のうちの一つです。ただし私の場合は、最初に聞く志望動機はあまり参考にしていませんでした。

なぜなら、その回答はその人自身の本当の気持ちが入っていないことが多いからです。

面接を受ける人は自分方面の立場から見ているので、志望動機も入社後目指すことなども、自分で考えたオリジナリティーのある返答だと思ってしまいます。

しかし採用側から見ると、何度も聞いてきた同じような内容のうちの一つ、と感じていることがほとんどです。

よく聞かれることに対する回答は、自分の個性を出しているようでいて気付かぬうちに、筆記試験の解答と同じように形が決まってしまっています。

面接で見たいものは筆記試験のような画一的な回答ではなく、それぞれの人となりを見るために行っています。

受験の面接も同じではないでしょうか。顔の見えない筆記試験の結果だけでなく、実際に顔を見て、その人がどんな人かを確かめることが面接の目的ではないでしょうか。

先へつながること

受験の面接は直接合否に影響を与えるものではないかもしれません。ただそこで受けたその人の印象や人となりは、その後の学園生活にも大きな影響があるはずです。同時にその経験は、今後幾度となく通過しなければならない面接の場でも必ず役に立つはずです。

筆記試験は減点するための評価方法です。対して面接は加点するための評価方法です。素直に元気よく自分を表現できれば、面接官の印象は上がっていきます。

合否に直接関わりないからそこまで力を入れなくてもいいやではなく、入学後の自分の学園生活のためにも、更にその先の人生の岐路になるかもしれない面接のためにも、しっかり自分をアピールする事が後に役立つと思います。

hwfowki著

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