浪人をしていた時に、一番苦労したことが一日の生活の仕方です。
誰が見ているわけでもなく、自分で全部自己管理して一日の勉強する時間だったり、どの教科をどれくらい勉強するのかも決めなくてはいけないので、非常に大変だったことを覚えています。
学生ならば、朝起きて学校へ行き、勉強時間と強化が決まっており休憩時間もしっかり決められていて、さぼったり寝ていると先生に起こされて、勉強に向き合う時間がしっかり確保されています。
周りに一緒に勉強しているクラスメイトもいるので、みんなやってるしちゃんとやらないといけないなと気も引き締まりますし、しっかり勉強できる時間を確保できます。
わからないところがあれば、教科ごとの先生がいるのでわかりやすく解説やアドバイスももらえ、勉強の仕方やコツも聞けるので勉強することで言えばとてもいい環境だと思います。
ただ自分で考えて勉強する時間が、学校が終わってから寝るまでの時間しかないので、限られた時間で効率よく勉強しないといけないという点では、少し大変だと感じることもあると思います。
ですがそれも、周りの先生にすぐアドバイスをもらえるので、そこまで問題ではないかもしれません。相談に乗ってくれる先生がすぐそばにいるということがどれくらいありがたいことなんだというのを、浪人しているときに改めて思い知らされました。
私は、宅浪を選びましたので予備校には通いませんでした。
予備校を選んでいれば学生の時のような環境で受験勉強が出来たのかもしれませんが、裕福な家庭では無かった為、金銭的に厳しいこともありバイトをしながらの宅浪をするという選択になりました。
ですが、宅浪という選択は間違いではありませんでした。
なぜかというと、元々私は自分に甘いところがあるので、周りに遊んでいる友達がいると一緒に遊びについて行ったりして、勉強が進まなくなり大学に落ちて一年を無駄にしてしまうことになっていたかもしれません。
もう一つは結果論ですが、予備校に行っていた友達がいて同じ大学を受けたのですが、私だけ受かり予備校に通っていた友達はその大学に落ちていたということがありました。
その結果を知って、宅浪を選んでよかったなと思いました。
宅浪をした時の一日のスケジュール
自分に甘い宅浪の一日のスケジュールです。
5時30分起床
朝は5時30分頃に起きて、6時から10時までの早朝のアルバイトに行ってました。
朝がとにかく苦手だったので、浪人している間に絶対に朝起きて勉強する時間は作れないだろうと思い、無理やり起きる為に早朝のアルバイトを入れました。
朝から体を結構動かすので、目は覚めますのでやっていてよかったなと感じました。
10時から12時移動、昼食
10時でアルバイトが終わり、そこからコンビニでお昼ご飯を買ってから図書館に行きます。
そこでまず、昼食をとった後に勉強の準備をします。アルバイト後で多少の疲れもあるので15分程休憩スペースで仮眠をとっていました。
昼食後で眠気が出てきた時は、仮眠をしてから勉強に入ると、脳の休息になり頭もすっきりして眠気が取れるので、集中力が上がって効率もよくなるのでおすすめです。
12時から18時勉強
教科ごとに勉強時間を決めてやることが、自分に向いてないとわかっていたので、どうしたらいいか悩んで決めたのが、時間を決めてその間は図書館で勉強することでした。
図書館が閉まる時間は日によって変わりますが、閉まるまで帰らないで、何かしらの勉強を休み休みではありますがしていました。
どうしても集中できないときは、本を読んで落ち着いてからまた勉強するようにしていました。
周りが静かなので、過去問を解いたり問題を解くような教科を図書館では勉強していました。
18時から21時夕食、勉強
家に帰ってきてからは、夜ご飯を食べてお風呂に入ったりと寝る準備をある程度終わらせてから、勉強を始めていました。
家での勉強は、暗記系のものが多かったです。机に勉強道具を置いてはやらず、ベッドで横になってリラックスしながらやっていました。
家では集中力がどうせ保てないと思っていたので、教科書や単語をひたすら読んで簡単な暗記の仕方でやっていました。
21時から22時30分就寝
寝る時間は、暗記の集中力次第で変わりますが、大体この時間です。
まとめ
アルバイトがない日も、図書館に行ったり家で勉強したとしても、基本的にこのスケジュールのような時間で動いて勉強していました。
自分で決めたスケジュールの中で、休憩をはさみつつ無理せずにやることで、一年間しっかり生活リズムも崩れず過ごすことが出来ました。
無駄にならなかった浪人の一年
生活リズムが崩れなかったおかげで、しっかり勉強時間が確保できたので希望していた大学に合格することが出来ました。
自分で考えたスケジュールや計画が合格につながったので、自信になりました。
自分に合った勉強の仕方をこれからにも活かしていきたいと思います。
mkaaki著
因数分解の動画