「受験勉強のやる気が出ない」「このままで志望校に受かるのか」といった不安を抱えながら、モチベーションが上がらないなんてことはありませんか?
私が受験生だった頃も、なかなかモチベーションを保つことができませんでした。
受験勉強期間で中だるみした時期もありましたし、全然集中できない日も少なくなかったです。
今回の記事では、そんな私がモチベーションを上げるために取っていた行動をご紹介していきたいと思います。
ゴールが見えない受験勉強は辛いことも多いですが、少しでも本記事が参考になれば幸いです。
モチベーションを上げる方法
ここからは私が受験生だった頃にモチベーションを上げるために行っていたことを紹介していきます。
具体的な取り組みとしては、以下のようなことを実際に行っていました。
①実際に志望校に行ってみる
②合格体験記を読む
③勉強量を可視化する
④受験の失敗談を読む
⑤本番と同じ条件で過去問を解いてみる
人によって性格は違うので、モチベーションの上がり方も違いますよね。
①〜③は目標に向かって頑張ることが得意な人にオススメです。
④⑤は追い込まれたら火が付くタイプの人に合っているかと思います。
ちなみに、私はそのタイプでした。
それぞれ体験談も踏まえてお話ししていきます。
①実際に志望校に行ってみる

志望校に行ったことがない人は、ぜひ実践してみてください。
実際に志望校に足を運んでみることで、「大学に通うイメージ」が身近なものになるのではないでしょうか?
・オープンキャンパス
・学園祭
・何もない日に大学に行って、学生に人気のお店でご飯を食べる
実際に私は、上記のようなことをしていました。
オープンキャンパスや学園祭で初めて生の大学生を見た時は、「なんて楽しそうなんだ」「大学ってこんな専門的なことまで学べるのか」と衝撃を受けた記憶があります。
キャンパス付近をぶらぶらして、その大学に通ってるイメージを沸かせたりもしました。
振り返ってみると、上記の行動をとったことで「志望校に合格する」という目標から「志望校に入学後、充実した大学生活を過ごす」に目標が昇華し、受験を乗り切れたと思います。
②合格体験記を読む

志望校が決まっている方は、合格体験記を読んでみて下さい。
合格した方が使用していた参考書や具体的な勉強方法など、参考にできる情報も多いかと思います。
成功事例を真似してみるのは悪くないですよね。
大学受験を乗り越えた「生の声」は、みなさんの励みになります。
時間があるときにインターネットで検索してみると良いかもしれません。
③勉強量を可視化する

受験勉強は本番までの期間が長いことが、モチベーションを保つのを難しくさせている要因の一つかと思います。
私はこまめに勉強量を可視化し、モチベーションを保っていました。
可視化することで、以下のメリットがあると感じています。
・「これだけ勉強しているんだ」という自信がもてる
・日々の勉強の進捗を確認し、「もっと頑張ろう」という気持ちになる
学校や予備校の先生から「同じ問題集を徹底的にやり込め」なんて言われたことはありませんか?
私の学校の先生からは「一つの参考書を3周すれば十分」と言われていたので、「5周したら間違いなく受かるだろう」などと思いながら、ハイペースで勉強できました。
④受験の失敗談を読む

緊張感があったほうが実力を発揮できるタイプや追い込まれたら頑張れる人に、ぜひ試してもらいたいです。
失敗談を読んでいると、自分の現状と当てはまるなんてことがあるかもしれません。
「このままではマズい」と自分に発破をかけてみるのもモチベーションアップに良いかも知れません。
受験勉強は成功より失敗の数の方が多いかと思います。
他人の失敗例を反面教師にしながら、勉強方法を見直す機会にもなるかもしれませんね。
⑤本番と同じ条件で過去問を解いてみる

受験勉強期間の初期から本番直前まで継続的に行っていました。
早いうちから過去問に着手したことは、志望校対策だけでなく、モチベーションアップという観点でも良かったと思っています。
・受験勉強に緊張感を持たせることができる
・自分の苦手分野が分かる
初めて過去問を解いてみて、正答率が10割近い人なんて少ないですよね。
早いうちから「もっと頑張らないと」と危機感をもっておいて損はないと思います。
また、過去問をくり返し解くうちに、自分の学力が上がっているのを実感できます。
過去問を解くごとに正答率をメモし、前回からの成長を目に見える形にしてモチベーションを保っていました。
最後に

受験勉強は道のりが長く、不安も大きいものです。
ずっと高いモチベーションを保ち続けるなんて簡単なことではないですよね。
ほどよく気分転換することも重要ですし、自分のモチベーションの上げ方を知っておくと良いと思います。
本記事が少しでも、受験生の皆さんの参考になれば幸いです。
kowils著
因数分解の動画