勉強しても全然頭に入らない。いくらやっても中々成績が伸びてこない。
そんな時に、皆さん色々独自の方法でスランプを打破しているのではないでしょうか。
私自身も浪人時、予備校に行かず自宅で勉強をしていました。その時試していたことを紹介していきます。
1.生活リズム

学生生活と違い、自宅で勉強するようになったことで一番大きく変わったことが、「自分の自由に時間が使える」ということです。
起きる時間、寝る時間は自分次第。勉強する教科や時間も自由に決められる。登校時間や時間割に追われていた学生時間に比べると、あまりにも急に手に入れた自由をどう使えばいいのか。最初のころは時間がたっぷりあると勘違いをして、余裕をもって勉強ができると思っていました。
当初、朝早く起きなくてもいいという思いから、夜遅くまで勉強をしていました。当然朝起きるのは遅くなり、睡眠をとったからといって常に昼間集中して勉強できたかと言うと、必ずしもそうとは限りませんでした。そんな生活を続けていると、いくら睡眠を取っても常に眠い状態でいるようになってしまいました。
そこで行ったのが生活リズムの改善です。一日のスケジュールをいきなり変えるのではなく、まずは必ず決まった時間に起きるようにしていきました。(ちなみに学生生活と同じくらいの6時起床でした)当然眠くなるのも早く、自然と23時頃には就寝するようになっていました。
また最初のころは起床後すぐに勉強を始めていましたが、今一つ集中できていなかったので、まずは30分ほどウオーキングをするようになっていきました。
こうして徐々に生活リズムを整えることで、集中力も少しづつ上がってきたように思えました。
2.仮眠

生活のリズムが整ってきても、どうしても眠気に襲われる時があります。そんな時は我慢せず仮眠をとりました。タイマーをセットし、横たわらずに10分ほど。
最初のうちは15分でタイマーセットしていましたが、起きた後まだ寝足りない感じになってしまい、逆に効率が悪くなっていました。
そこで仮眠時間を10分に減らすと、はじめは少し眠気がありましたが、次第にすっきり起きれるようになってきました。
今では学校や企業でも「昼食後の仮眠は作業効率を上げる」と言われていて、推奨しているところが多くなっているらしいです。ちなみに、正午から15時までの間に、15分から20分程度の仮眠を取るのが一番作業効率が良くなると言われているそうです。
通常の場合は一度だけのようですが、私の場合は眠気が来たら何度か仮眠を取っていました。これもリズムができてくると次第に数は少なくなってきました。
3.最後まで繰り返し読む

書店に行けば数多くの参考書や問題集があります。どれも魅力的な内容でありますが、予算の関係などもあり全部揃えるわけにはいきませんでした。
また高校時代の失敗として、時間をかけすぎたため、参考書や問題集が最後まで終わらず、駆け足的なうろ覚えになってしまったこともありました。
同じ失敗を繰り返さないためと、少ない量の参考書を生かすため、まずは最初から最後まで全部読みました。しかも声に出して。内容を覚えるということよりも、まずは一度最後まで読むことだけを意識しました。読むだけなので、厚い参考書も一日・二日あれば十分読み終わりました。
読むだけを2度繰り返し、3度目からはポイントとして書いてあるところを意識して読んでいきました。次は段落ごち・章ごとと、少しづつ細かく読むようにしていきました。
何度も繰り返しているので当然時間はかかってしまいましたが、一度最後まで読んでいるということもあってか気持ちに余裕ができ、以前よりも内容が頭に入ってきたように思います。
飽きたら別の教科

2時間・3時間集中して勉強を続けらる人は多いと思いますが、私の場合はなかなかそこまで集中を持続できませんでした。特に苦手な教科の時は30分もすると集中が切れてしまっていました。(本当はそれではいけないのですが)
そんな時はダラダラと続けるのではなく、違う教科に切り替えて勉強を続けるようにしました。切り替える教科も同じ系統ではなく、理数系をやっていたときは語学や社会系に変えるといったように、ジャンルを変えて集中力を持続できるようにしていました。
ただし、一つの教科だけをやり続けるのではなく、飽きた方も最低30分・切り替えた方も長くて1時間と、どちらも必ず手は付けるようにしていきました。
苦手な教科も、「あと何分か行えば違う教科に変えられる」という気持ちがあるためか、続けて行うよりも集中して行えていたと思います。
自分に合ったものを

いろいろ紹介しましたが、正しいやり方かどうかは正直わかりません。少なくとも私自身は合格しているので、少しは効果はあったのかもしれません。
勉強の仕方・集中の仕方は人それぞれです。今回の私の経験を参考にしてもらい、自分に合った方法を見つけるためにいろいろなことを試してみるのもいいかもしれません。
Hsdfhae著
因数分解の動画