指定校推薦での話し

【指定校推薦】で希望大学へ現役合格を果たした一つの例

現役で大学へ進学したいけど勉強に自信がない。

試験当日だけの成績でなく、
日々の学校生活も評価してもらいたい。

そんな方にオススメしたい「指定校推薦入試」

部活やバイトなど、
学生生活を精一杯楽しみながら現役合格を目指す方に
オススメしたい受験スタイルです。

私が選んだ受験スタイル

大学に行きたいけど、広範囲の知識を身に着けて受験に臨むのは不安だ。
という方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。

私もそうでした。

学生時代の私の得意科目は、
歴史(地理は選択していません)と国語、英語。

苦手だったのは数学。

お分かりの通り、
暗記で乗り切ることのできる科目は試験で点数が取れますが、
きちんと理解しなければ解答できないような
数学は最後まで苦手のままでした。

そんな私が、現役合格のために選んだのは
「指定校推薦入試」です。

当時の私は吹奏楽部に所属しており
引退コンサートがある高校3年生の3月、
高校卒業ギリギリまで部活を続けました。

部活動を続けながら指定校推薦を勝ち取るために
入学してから心がけていたポイント5つをご紹介します。

1.志望大学を決める
2.過去の指定校推薦の状況を確認する
3.校内での自分の役割をきちんと果たす
4.授業・試験勉強に注力する
5.自分の評定(成績)や希望する指定校推薦の大学を周りに伝える

【1】志望大学を決める

これは進学をする人であれば真っ先にしなければなりません。
目標が決まらなければ、
目標達成に必要な情報収集ができないからです。

私は
やりたいことがあったから…ではなく、ただ単に兄姉が皆大学に進学したため
当然私も進学するものだと信じ、進学を決めました。

特に理由は何でも構いませんので、
まずは進学の意志があるのかを決めてください。

この時の注意点は、志望校をひとつに絞らず複数用意すること。

一つに絞ってしまうと、
仮にその大学の指定校推薦枠がなかった時に焦ってしまうからです。

ですので、2.3校は用意しておくのがベストです。

【2】過去の指定校推薦の状況を調べる

志望校が決まったら、現在の状況を確認してください。

具体的には、
自分が今通っている学校に、
大学からの指定校推薦の枠があるのか。

そもそも希望する大学の推薦枠がなければ指定校推薦は目指せませんので、
必ず確認してください。

そして推薦枠がある場合、
①直近での推薦枠を利用しての進学状況はどうか。
例え過去数年に渡り、推薦枠が用意されていたとしても、
今年も変わらず枠が確保されるとは限りません。

進学している人が少ない場合など、
急に推薦枠がなくなるケースもあるので、確認が必要です。

②直近の進学者の成績はどうだったのか。
校内で指定校推薦を勝ち取った人の成績がどうであったのかを知ることで、
いざ自分が推薦を勝ち取る上での目安となる成績がわかり、
勉強の目標が立てやすくなります。

【3】校内での役割をきちんと果たす

指定校推薦は、校内の同級生たちがライバルとなります。

ライバルとの差別化を図るため、
普段の授業や試験の結果はもちろんのこと、
部活動や学校行事での自分の役割も重要となってきます。

私は、部活動で部長を務めていました。
クラス内で学級委員にはなりませんでしたが、
体育祭や文化祭などの学校行事では必ず実行委員になり、
行事の中心メンバーとして学校の発展に携わりました。

委員になる人とならない人とでは、さほど大きな差はないように感じますが、
指定校推薦枠を同成績の人と争った時に
最後の一押しとして、
少しでも相手との差別化が図れるようにする
という点では、
必要だったように感じています。

【4】授業・試験勉強に注力する

そして、最も重要な各試験の結果・成績。

私は毎日授業の予習や復習をしていたわけではありませんでしたが、
授業で当たるであろう部分の予習や、
わからない箇所については積極的に教師に質問するよう心がけていました。

例え苦手な科目があったとしても、
教師に”この子は勉強が苦手なんだ”と思わせないように
振る舞うことも大切
だったと思っています。

試験は、中間・期末問わず、
常にベストパフォーマンスが発揮できるよう、
試験勉強は自信を持ってやってきました。

なかでも暗記には自信があったので、
試験範囲の教科書やノートは
どのページのどこに何が書いてあるのかまで覚えるほど
しっかりと読み込みました。

学校での試験は範囲が絞られているので、
指定校推薦を勝ち取るために校内での成績を上げる
ということに関しては通用したやり方でした。

【5】自分の評定(成績)や希望する指定校推薦の大学を周りに伝える

これは、人の心理的な部分に訴えかけた方法なのですが、
指定校推薦の校内募集が始まる頃を目安に、
自分が今持っている評定(成績)と応募する大学名を周りに公言していました。

周りに評定を公言することで、
自分と似たような成績のライバルたちが
自分と同じ大学に応募するのを躊躇させることができる、
という考えがあったからです。

実際に、他クラスの友人から、
私と似たような成績を持つ人が指定校枠が被らないように
指定校推薦の応募大学を変更したという話も聞きました。

もちろんこの時、
相手が思わず怯んでしまうような評定を自分が持っていることが必須となりますので、
普段の授業態度や試験には力を入れ、満点に近い成績を修めていることが条件です。

まとめ

私はこの方法を実践し、指定校推薦で大学へ進学しました。

全てが本当に効果があったのかはわかりませんが、
何も意識せずにいるよりも確率は上がっていたと感じています。

難しいことは一切なく、
誰にでも獲得のチャンスがあることが指定校推薦入試の良さだと思います。

もちろん、指定校推薦でも面接試験などはありますので、
最終的には自分の力が試されるのですが、
少しでも気を楽にして、受験に挑める機会をぜひ活かしていただければと思います。

Noiegupdf著

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