自分に合った睡眠時間の話し

睡眠って大切!夜型人間の私の勉強時間。

のんびり屋の私

私の家は両親、祖父母と三世代で住む賑やかな家。

兄弟はおらず一人っ子で育った私は、のんびり屋でマイペースな性格。

周りに競争相手のいない環境だったため、何をするのにも大人たちに見守られながら一人でのびのび取り組んでいました。

 

昼間両親は仕事に出かけていて留守。

祖父は定年退職してから趣味で畑を始めたそうで、私が帰ってきても基本的には家におらず、土いじりに行っているか近所の趣味仲間と仲良く過ごしているようでした。

なので、学校から帰ってくると基本的に祖母が家で帰りを待ってくれていました。

小学校から帰ってきた私の日課は、1時間ほどのお昼寝。

「そんなに今寝てたら、夜寝れんよー。」

私が脱ぎ散らかした制服を拾いながら、祖母はいつもそう言っていました。

部活疲れ

中学に入った私は、友人の誘いで陸上部に入ることになりました。

私は運動が苦手というわけではありませんでしたが、本格的に体を動かすことには慣れていません。

夕方の五時、下校時間ギリギリまで部活をしていたため、家に帰ってくる頃にはもうヘトヘト。

お風呂にも入らずご飯も食べず、そのままベッドに直行。気付いたら外は真っ暗!

日課にしていたお昼寝が、次第に2時間3時間と延びていきました。

当然ながらそれだけ寝ていると、夜睡魔に襲われることはありません。

深夜の12時を過ぎても眠くならなかった私は、夕食前にやる予定だった学校の宿題をすることにしました。

聴こえてくるのは時計のチクタク音と外の畑で鳴く虫の声だけ。

少し窓を開けると涼しい風が入ってきて、とてもリラックスした気分で勉強に励むことができました。

そして3時をまわった頃にやっと睡魔に襲われて、ベッドの中でゆっくり眠ることができました。

朝7時に起きた時、不思議と疲れや眠気は感じませんでした。

むしろ頭が冴えわたってスッキリした感じ。

私はこの感覚がクセになり、次第に夜型の生活へと変わっていきました。

朝型じゃないとだめ?

しかし、私の祖父はこれを快く思っていませんでした。

「子どもが夜中に起きて……。夜は寝て朝早く起きて勉強しろ!」

私は祖父の言い分もちゃんと分かっていました。

学校から帰ってきて何時間も寝なければ、通常通り夜寝れて朝起きることができるでしょう。そっちの方が健康的だと思います。

しかし、私は急に今までの生活を変えることはできないし、変えるつもりもありませんでした。

夕食前に勉強していた頃は、人の活動している音や祖母が作る料理のにおい、大好きなテレビ番組なんかに気を取られてしまい、なかなか勉強内容が頭に入ってきていませんでした。

それが夜勉強するようになると、周りに気をかき乱すものはなくなり、数時間寝ているので集中力も上がっていました。

そのおかげなのか、学校の成績も右肩上がり!

私にとって夜勉強することは、とても効率的でメリットしかなかったのです。

しかしそれをいくら祖父に言っても、あまり聞く耳を持ってくれませんでした。

なので私も祖父の意見は無視して、いつも通り夜に勉強していました。

すると、いつも朝4時くらいに起きる祖父がわざとなのか、早朝から物を動かす音や足音、咳払いなんかをものすごく大きく立てるようになりました。

そのおかげでせっかく3時くらいに眠りについたのに、すぐに物音で起こされてしまいます。

それを何日も繰り返されると、さすがに睡眠不足になります。

私はその睡眠不足を解消するように学校の授業中に寝るようになってしまい、当然授業もちゃんと聞いていない私の成績は下がっていきました。

自分に合った勉強環境を!

ある日私は担任に職員室に呼ばれ、ちゃんと家で眠れているのかと聞かれました。

私は正直に家であったことを伝えると、先生は両親を学校に呼んで保健室の先生同伴で説明してくれることになりました。

「人それぞれ活動しやすい時間帯があると思います。どうか、その子に適した活動時間を確保できるようにしてあげてください。」

いつも仕事で忙しくしていた両親も、そこでようやく私を気にかけてくれるようになりました。

そして両親の口から祖父に学校で言われたことを伝えてもらうと、早朝に起こされることはなくなりました。

やっと自分に合った勉強時間を確保することのできた私は、ゆっくりと成績も元に戻っていき、受験の時も自分の最大限の力を発揮することができました。

 

人は寝ないと力を発揮できません。

私の場合は少し周りと違うタイミングの睡眠時間でしたが、それを上手く活用することによって自分の力を最大限生かすことができました。

今ではたまにスマホを見ながらベッドに入ることもありますが、すぐにこのことを思い出して、電源を切るようにしています。

睡眠時間の確保は何よりも大切なことです。

kkelpj著

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