
誰にでも得意な教科と、苦手な教科があると思います。
私にも、大学受験で必要な教科の中で、苦手な教科がいくつもありました。
苦手な教科の勉強をしなければいけないと思うと、憂鬱になったりモチベーションも上がらず全然勉強が捗らないなんてこともあると思います。
勉強がスムーズに進まないと、他の教科の勉強にも影響が出て、どんどん悪循環になっていき、合格が遠のいてしまいます。
受験に失敗したくないと思っている方の為に、苦手な教科の勉強方法で受験に失敗した経験を活かして、2度目の受験に挑んだ経験を、以下にまとめたのでご紹介致します。
苦手な教科に苦しんだ受験勉強

私には、苦手な教科がいくつかありました。
暗記が元々苦手で、英語と社会で点数は稼げないだろうなと思い1度目の受験を受けました。
その結果、英語と社会では思ってたより点数が取れており、他の教科で点数を落としていました。
自分自身でも意外だった国語で一番低い点数を取り、受験に失敗することになったのです。
その後、浪人することになるのですが、一から国語の対策をしなければいけなくなり、どうすればいいのか途方にくれたのを覚えています。
なぜ失敗したのか振り返る。
なぜ、特に苦手意識が無かった国語で低い点数を取ったのか振り返り考えました。
中学生の定期試験の時に、1度だけ低い点数を取ったことがあり、その時に家庭教師などをつけてもらい克服したと自分の中で思っていました。
それ以来の、国語での挫折だったので、何か原因が絶対にあるだろうと思い大学受験の時のことを思い返しました。
そうすると、いくつか原因が思い浮かびました。
受験で極度の緊張をしており、国語の試験が開始した直後、最初に長文を読み解く問題があるのですが、まるで文が頭に入らず問題を進めることが遅れてしまいました。
長文が読めないと問題が解けないので、また読んで探してを繰り返すうちに、時間が無くなっていき、焦りが出てテンパってしまい、結局長文問題をほぼ解けずに試験の時間が終わってしまいました。
この試験の結果から、原因は緊張で焦ってしまい長文を読むことが出来ないという事がわかりました。
これを克服しないと、浪人をしてまた受験を受けたとしても、絶対に受からないと思い、1年でどうにかして克服するために対策を考えなければいけません。
国語の先生や周りの大人に聞ければよかったのですが、宅浪をしているおかげで自分で考えなければいけませんでした。
克服するために行った勉強方法

まず、本屋に向かい国語の勉強について書いてる参考書を読み漁り、良さそうな本を買い帰って読み込んでみました。
そして、参考書の中から自分に合いそうな勉強方法を試すことにしました。
失敗した勉強方法
長文を早く読めるようにと思っていたので、参考書で速読という文の読み方があり、試してみることにしました。
ですが、試して勉強を少ししてみましたが、速読は文を目だけで追い、頭の中で文字を読まないという方法なので、少しの勉強では速読をまるでできるようにならず、このままでは何もできず受験に挑む可能性があったのでやめることになりました。
もし、時間に余裕があり、速読をマスターして文の理解ができる可能性があるのであれば、受験までその勉強方法でやっていたのかもしれません。
2度目の受験で、失敗したくないという気持ちが強かった為、怖くてチャレンジは出来ませんでした。
良かった勉強方法
参考書で自分に合った勉強方法が決まらず悩んでいた時に、長文の文字を読むことが出来なかったのを思い出し、まずは文字を読むことに慣れようと思いました。
小説やラノベ、教科書でもいいから本を毎日読むことから始めることにしました。
そこで、慣れてきたら問題を解いていき、読書と過去問を解いたりするだけの勉強を続けているうちに、段々と点数が上がるようになりました。
ただ読書をして、文字を読むことに慣れていくだけで、こんなにも点数が上がるのかと驚いたのを覚えています。
長文をしっかり読めるので、焦ることもなく問題に取り組めますし、時間が足りなくなるなんてことがなくなりました。
他の教科の試験でも落ち着いて受けれるようになり、読書をするだけの勉強方法は本当に自分に合っていたんだなと思いました。
失敗から学び、自分に合った勉強の仕方で合格へ

浪人して、2度目の受験は無事合格し、希望していた大学に進むことが出来ました。
参考書の勉強の仕方や他の人の勉強方法を参考に、自分に合った勉強方法を見つけるのが大事だなと感じました。
これからも、しっかり自分で考えていき、自分に合った方法を見つけて挑戦していきたいと思います。
msloivl著
因数分解の動画