中学受験の話し

受けたら合格!負け知らずだった中学受験~一流中学合格への道のり~

賢い甥

これは私の姉の長男の話です。

私にとって初めての甥である彼を、私は小さい頃から可愛がっていました。

甥もそんな私になついており、小さい頃は怪獣ごっこの相手をしたりしてよく遊んでいました。

あまりやんちゃをすることもなく、男の子としてはおとなしくて優しい子でした。

長男で他に比較対象がなかったので、はっきりとは分かりませんでしたが、甥は小さい頃から賢さがにじみ出ている子供でした。

特に生意気な口を利くこともなく素直ないい子だったのですが、小さい頃から一人でプラモデルを作ったり、好奇心も旺盛な子供でした。

彼の母親である私の姉も、父親である義兄も優秀だったので当然のことかもしれません。

 

私の姉は大学を卒業してからずっと同じ会社で働いていました。

共働きで近くに祖父母もいない環境だったため、甥は1歳になるかならないかの頃から保育園に預けられ、小学校に入ると放課後は学童保育に通っていました。

しかし学童保育は小学校3年生までという条件付きです。

4年生になれば、親が帰ってくるまで一人で家にいなければなりません。

そんな息子を心配した姉は、彼にある選択をさせます。

「サッカーか何かスポーツをやる」か「塾に行く」のどちらかです。

スポーツをやらせるか塾に行かせることで、少しでも一人で過ごす時間を減らそうという考えでした。

 

甥は「塾」を選びました。

そうして彼が行くことになったのは有名な進学塾でした。

当時は中学受験など考えていないと言っていた姉ですが、それならば補習塾でもよかったのではないかと思います。

しかしもともと賢かった甥は、進学塾の入塾試験も難なく通り、その進学塾に通うことになりました。

進学塾の勉強

進学塾に通えば、当然塾の仲間は皆「中学受験」を考えている子ばかりです。

塾の先生たちも当然「中学受験」を勧めるでしょう。

そんな環境で勉強していた彼は、徐々に「中学受験をしたい」というようになりました。

本人がやりたいというのですから、姉夫婦も反対はしませんでした。

こうして甥は、中学受験に向けて本格的な勉強を始めます。

姉は毎日、塾に持っていくお弁当を作って仕事に出かけました。

甥は帰ってくると、そのお弁当を持って塾に通います。

5年生にもなると、受験勉強は本格化し、毎日遅くまで塾で勉強するようになります。

夏休み、冬休みも特別講習があり、休む暇もありません。

志望校も県内でもトップクラスの私立中学を受験することになりました。

志望校合格に向けて

6年生になり志望校も絞れて来ると、勉強はますます過酷になっていきます。

受験に必要な難しい問題が解けずに、泣いていたこともあったといいます。

それまで優等生できた甥にとっては「初めての挫折」といってもいいくらいだったのだと思います。

しかし甥は泣きながらも、受験勉強を続けました。

最後まであきらめずに。

私がたまに遊びにいっても、塾に行っていて会えない日が続きました。

第一志望は県外の有名私立でしたが、試し受験でより偏差値の高い学校も受験するということでした。

姉たちは「どうせそこは受からないよ」と言っていました。

甥のことがかわいくて仕方なかった私は、「落ちたらショックだろうな。どうやって慰めよう」と思っていました。

そして頑張る甥を見守っていました。

受験本番

そうこうするうちに受験シーズンに突入しました。

彼が受験したのは全部で4校。

一番レベルの高い中学は最後の試験日でした。

第一志望、滑り止めすべてに合格した甥は、いよいよチャレンジ受験の学校の試験日を迎えました。

どうせ受からないという軽い気持ちが良かったのでしょう。

その後彼は見事にその学校にも合格します。

これには彼の両親である姉夫婦も感服していました。

受験した学校すべてに合格した甥は、どこの学校に行くのかを決めなくてはなりません。

第一志望は、某有名大学の付属中学のため、大学には内部進学で行くことができます。

しかし偏差値はチャレンジ受験した学校の方が上、家からも近く授業料も安い。

結局彼は、内部進学ができる大学はないものの、偏差値の高いチャレンジ校に入学することに決めました。

受験を終えて

無事中学受験を終えた甥は、県内最高レベルの学校で中学高校と進みました。

偏差値の高い学校というのは比較的自由な校風であるようで、彼はのびのびと中高生活を送ります。

成績は中の下だと言っていましたが、全体的に成績のいい子の中にいるのですから、全国的に見れば優秀でした。

そうして彼は大学受験で有名大学に合格しました。

やはり環境というものは大事だと思います。

もしもあの時頑張っていなければ、きっと人生は今とは違うのもになっていたに違いありません。

何事も頑張ることが大事なのだということを、甥から教わりました。

 

raizu著

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