
学生の頃、叱ってくれる大人は親か教師がほとんどです。
大人になった今では、叱ってくれたり注意してくれるという事は、ありがたいことなのだなとわかるのですが、学生の頃は全然注意を聞かずに、鬱陶しいなと感じることもありました。
私の家庭は、親が厳しいという事はなく、ある程度自由にさせてもらえていたので、親に怒られて嫌になるという事はありませんでした。
ですが、父と母の喧嘩が多く、家の中の空気が悪いことがよくありました。
以下に、受験生の時に悩まされた家庭環境についてまとめたのでご紹介いたします。
どんどん悪化していく父と母の関係

結論から言いますと、私が高校を卒業してすぐに親は離婚してしまいました。
高校3年生の時に、なんとなくそのような結果になるだろうなと薄々感じていたので、多少の驚きはありましたが、納得はしていました。
親が離婚するのが嫌という感情は全くありませんでしたし、むしろ、親の喧嘩がストレスにもなっていたので、少し良かったなと思うところもありました。
喧嘩をしている親は気づかないかもしれませんが、聞いているだけでも相当なストレスが溜まるので、受験勉強に全然集中出来なかったのは、今でも覚えています。
私は、2回大学受験をしているのですが、一度目の受験は特に悩まされました。
まず、家での勉強が進まないことです。
学生の頃なので、夜遅くまで外で勉強しているわけにもいかず、かといって家に帰っても親の喧嘩でストレスが溜まり、勉強に集中できず全然進めることは出来ません。
受験勉強の時間を確保しなきゃいけないのに、家では中々勉強が出来ないという厳しい状況にずっと悩まされていました。
なので、学校に残れるだけ残って勉強をしたり、図書館に行って閉まる時間まで勉強をしたりなど、家に帰るまでが勉強できる時間だと思って必死に勉強時間を確保していました。
家で勉強するときは、音楽の音量大きくして流し、親の声を聞かないようにして、英単語などの簡単な暗記物しかしませんでした。
これが、一度目の受験で失敗した原因の1つでした。
次に、親が喧嘩でストレスが溜まりこちらにぶつけてきた時です。
私は、親の関係が悪くなってるのを感じていたので、あまり日常生活で負担やストレスをかけたくないと思い、家事を出来るだけ手伝うようにしました。
ご飯を食べた後の食器を片付けて、洗おうとしたときに父に洗わないで置いといていいよと言われたのですが、聞き流して洗っていました。
すると、急に父が台所まで来て洗っていた食器を取り上げ、壁に投げ捨ててやらなくていいと大声で怒りました。
私は、あまりの衝撃にびっくりして、何も言えず食器をそのままにして自分の部屋に入っていきました。
今まで、父が怒るところを見たことが無かったので、とても衝撃を受けたのを今でも覚えています。
それから、父と気まずくなり、会話も減り家に帰るのが嫌になったこともありました。
家庭内の空気が悪くなったことで、家での勉強時間も減り、気持ちの余裕がない状況での大学受験でした。
これも、一度目の受験で失敗した原因の1つです。
受験失敗で、浪人へ

私は、家庭内の環境の影響もあり、一度目の大学受験に失敗して浪人をすることになりました。
親は、浪人について何も言ってくることはありませんでしたが、浪人が始まってすぐに母は家を出ていきました。
そして父も、元気ではあるのですが持病で毎週病院に通うことになり、全く違う環境での浪人生活となり、また大学受験が上手くいかないのかなと思いながら浪人生活が進みました。
ですが、兄弟や周りの友達のおかげで、家庭内の事を気にすることなく受験勉強へ集中することが出来ました。
兄弟には、家での時間が嫌にならないように、協力して過ごすことが出来ましたし、大学に連れてってもらい、色々刺激になるような経験をさせてもらうことで、受験勉強を頑張ろうという気持ちを持たせてくれました。
友達には、遊びに付き合ってくれたり、一緒に勉強をしてくれたりなど、気分転換やモチベーションを維持するのにとても助けられました。
兄弟や友達のおかげで、今まで苦しんできた家でのストレスがなくなり、浪人生活を乗り切ることが出来ました。
一人で悩みを抱えずに周りに助けを求めよう

私は、2度目の大学受験でようやく希望の大学に合格することが出来ました。
1度目の受験で親によるストレスで悩まされ、自分の家庭内環境を恨んだことがあります。
ですが、2度目の受験で一人で悩ますに周りに相談して乗り越えられるという事に気づくことが出来ました。
受験勉強以外で悩みを抱えている方は、一度周りに相談してみることで意外にも簡単に解決でき、受験勉強に集中することが出来るので、一人で抱え込まずに不安をなくして受験を乗り越えましょう。
mlifys著
因数分解の動画