偏差値の高い高校受験の話し

偏差値30台!?苦手な数学を克服して難関高校へ……!

中学生時代、私は数学が大の苦手でした。

これはそんな私が苦手な数学を克服し、難関高校に挑んだ時のお話です。

大の苦手な算数

私は小学生の頃から算数が大嫌い!

国語や理科、社会の授業はすんなり頭に入ってくるのに、算数の授業になるとまるっきりダメ。

どれくらいダメかというと、数字を見ただけで拒絶反応を起こすレベル!

先生が黒板に書いている文字が魔法の呪文か何かに見えて、まったく集中できていませんでした。

もちろんそんな私がテストでいい成績を取れるわけもありません。

親もそれはよく知っていて、あまりにも私の成績が悪いので、「50点でもいいから頑張って」と言われる始末でした。

小学校の担任からは、家での予習復習を頑張るように言われていました。

 

しかし、そもそもどこが分からないのかが分からない!!

 

分からないことだらけで、どこから手を付けたらいいのかすら分かっていない状態。

結局小学生時代は、授業をノートに写すのが精いっぱいで、成績も上がることなく中学まで進んでしまいました。

中学に進むと小学校までの算数とは違って、xだのyだの数字以外の文字まで出てきて、余計に私はチンプンカンプン!

そして全く授業についていけない私は、ついに初めての中間テストで15点という自己最低点をたたき出してしまったのです。

 

これには先生も黙っていません。

私は先生に呼び出されて補習を受けるも、まったく頭に入ってこず。

ついには親まで呼ばれてしまいました。

親に成績が悪いことはバレていましたが、さすがに低すぎてめちゃくちゃに怒られました。

そして、「勉強が苦手な子は大歓迎!」との謳い文句で宣伝していた近所の塾に通わされることになったのです。

私の偏差値低すぎ……!?

塾ではちょうど模試試験の時期だったので、それを入塾テストとかねて受けることになりました。

全部で五教科。国数理英社。

一日かけて受けた模試試験の結果、国語英語理科社会は偏差値50以上。

しかし数学は偏差値38という結果になってしまいました。

その成績を見た塾の先生は、数学は個別指導でやっていこうと励ましてくれました。

特訓!!

私の個別指導には、とても優しくてたまにジョークを飛ばす面白いA先生が担当してくれることになりました。

初めての個別指導の日、私に渡されたのは小学校一年生の算数ドリル。

中学生にもなって、小学校一年生のドリルなんて!と恥ずかしい気持ちになりました。

しかし、実際どこから分からなくなったのか知るためには大切なステップだと言われ、最初の最初から始めることになりました。

順番にドリルを解いていくと、少しずつ苦手なものが浮かび上がってきました。

割り算や小数点の問題が出てきた途端、ガクッと正解率が落ちてしまったのです。

やっと分からなくなってきた箇所がわかると、A先生は本当に分かりやすく丁寧に指導してくれました。

そしてどんなに簡単な問題でも、正解すると拍手して喜んでくれました。

基本の問題が分からないと、同じような問題を何個も何個も出題し、それが分かるようになったら応用問題に少しずつ手を付ける……。

夏期講習では、長い時で一日12時間の猛特訓!

それを毎日繰り返し勉強していくと、夏の終わりごろには、授業の範囲まで追いつくことができたのです。

難関高校へ!

三年生になって、受験が近づいてくると毎日の塾の授業もより一層難しいものになってきました。

しかし私は分からないものがあると必ずA先生に聞きに行き、次の日まで分からないことをそのままにすることをしませんでした。

そのおかげか、三年生最初の模試試験であれだけ低かった数学の偏差値が65まで上がっていたのです。

「もしかしたら難関のK高校にも受かるかもしれないね!」

私の成績の上がり方を見て、そう言ってくれるA先生。

私はA先生が教えてくれるなら、難しいと言われるK高校にも絶対合格できると自信がありました。

「私はK高校を目指します!」

するとA先生は驚いた顔の後に満面の笑みで「頑張ろう!!」と励ましてくれました。

先生がくれた勇気!

そしていよいよ受験の日。

(今日しくじったら、今までの努力も全部水の泡になる……。)

起きている時間はずっと机に向かう日々を過ごした三年間。

勉強は悔いのないくらいしたものの、本番に弱い私は不安で震えが止まらないくらい緊張していました。

 

しかし、そんな私の緊張を解いてくれる人がいました。

なんと、A先生が私の受ける高校の校門に応援に来てくれていたのです!

A先生の姿を見た途端、スーッと緊張が解けていくのを感じました。

「絶対大丈夫!いつも通りやったら合格できるから!」

そう言って私の肩を叩いて送り出してくれたA先生。

後ろは振り向きませんでしたが、大きな声でエールを送ってくれていたのがずっと聞こえていました。

私はA先生が緊張を解いてくれたおかげで、冷静に受験に挑むことができました。

そして結果は見事合格!

偏差値30台の絶望的な状況から、難関高校へ進学することができたのです。

 

もしA先生に会っていなかったら、私は数字が苦手なままの大人になっていたでしょう。

数学の成績が上がったのも難関高校に合格できたのも、すべてA先生のおかげです。

kitsuneko22著

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