受験

はじめまして。僕は長崎県在住の29歳男です。
みなさんは中学受験や高校受験などを経験されましたでしょうか??
多くの方が高校受験を経験されてるのかなと思います。
中学受験をされる方は少ない印象です。
何かしらの夢や目標がないとなかなか中学受験を考える方はいらっしゃいませんよね。
僕は中学受験も高校受験も受けた身ではありますが、どちらも思うような結果はついてきませんでした。
今回はこれから受験をする方の参考になればと思い、僕の体験談ではありますが、受験についてお話させていただきますね。
地元に有名な進学校の中学部が設立される
もともと地元には5校と呼ばれるそれぞれの地域に進学校として名高い公立高校が存在します。
塾に行って、勉強した人が目指す学校とも呼ぶべきでしょうか。
僕はもともと特になりたい職業や好きなもの、勉強したいことなどをもっていない人間でした。
そのため「安定」や「平安」という生活に漠然と憧れていました。
父親が公務員だったためその影響もあると思います。
そして公務員になろうと思いました。
公務員になるには父親と同じ進路を進めばよいと思っていたので進むべき道は父親と同じ学校に行くことでした。
父親は5校と呼ばれる学校の中でも一番偏差値の高い学校を卒業していました。
5校のうち、一つの学校の中学部が設立される事を小学校6年生の時に知りました。
その学校は父親が卒業した学校ではないため第一志望ではありませんでしたが、高校受験を回避してそのままエスカレート式で高校に上がれるのはとても魅力的でした。
小学校では優等生ぶっていた・・・笑
事もあり、成績はよかったため、僕も受けてみることにしました。
合格すれば高校受験も回避できるのですから、受けて損はありません。
しかし、初めての受験。
しかも、何の受験対策もしていません。
もう10年以上も前の話なのでどういう気持ちで受けたのかも、受けた試験の内容も覚えてないほどです。
あとでクラスメイトの一人が合格したことを知りましたが、その子はとても頭が良い子だったので納得しました。
特別、勉強ができるわけでもない僕が学校の成績が良いから行けるかも。という気持ちだけで受けた中学受験でしたが、それは、はかなく失敗に終わりました。
高校受験

人生二回目の受験が来ました。そう高校受験です。
高校受験は多くの方が体験されたのではないかと思います。
中学卒業後、すぐにアルバイトなどの仕事を始める方や高卒認定試験に合格して、そのまま大学に進むという方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも大半の方が高校進学を考えると思います。
僕もその一人でした。
高校に入って大学に行き、就職する。
その流れが僕の頭の中では定着していましたので、それ以外の進路は考えられませんでした。
今思うと、人生いろんな生き方があるのだと思います。
そういう事を知らない僕はいわゆる進学校を目指していました。
先ほどお話しした5校のうちでも一番偏差値の高い学校です。
しかし、受験当日、僕はその高校を受けることはありませんでした。
偏差値が届かず、別の学校を受験することにしたのです。
ではなぜ、偏差値を上げるために頑張らなかったのか、次項でお話ししますね。
先生をにらむ時間=塾

普通の人にとって「勉強をする時間=塾」だと思います。
しかし、当時の僕は反抗期だったのか、ストレスが多かったのか、いろいろ悩んでいたのか自分でも答えが出ないまま悶々とした日々を過ごしていました。
そのためか、僕にとって塾は先生をにらむ時間だったのです。
勉強を教えるために先生もいらっしゃるのですから、今思うとどう対応していいかわからない生徒だったと思います。
お金も払ってるのに勉強をしないとはどういうことだ!!と思う方もおられるでしょう。
しかし、その当時の僕は偏差値の高い学校への受験、学校生活のストレスなどで勉強どころではありませんでした。
その時、考えていたのは「人ってどこまで落ちるのか・・」や「このまま勉強しなかったら本当に学校受からないんだろうな・・」というネガティブなことばかり。
競争相手が必死に勉強をして偏差値を上げる中、僕は一人、偏差値も元気もなくしてゆきました。
受験はやらされるものではなくやるもの

そんな僕だからこそ言いたいのは、「受験はやらされてやるものではない」という事です。
人生にはいろんな選択肢があります。
先述で話したように働くのも良い体験になるでしょうし、あまり受験にとらわれずに自分が何をしたいのか、本当に大切にしたいものは何か考える時間を持つのもいいと思います。
流されてなんとなく受験をしてきた僕ですが、受験で得られたものは正直ストレスだけでした。
失ったものは時間や友達や自尊心など多くある気がします。
なので読者の方には「受験」については流されてやるのではなく、はっきりとした目標をもって受けてほしいなと思います。
失敗した人生から学ぶ。
そう読書もおすすめです。
ゆっくりとした時間の中で焦らずに人生の選択を決めていける方が増えてくれたらいいなと思います。
tdfpmk著
因数分解の動画