今年も受験を乗り越えて、新たな学校生活が始まりましたね。
振り返ると受験生って、思春期真っ只中で心が荒れてもおかしくない年頃だと思います。
常に不安でいっぱいで、
当時の私も色んな人に迷惑と心配をかけてしまった記憶があります・・・
私の高校受験の切り札は「ダメ元戦法当たって砕けろ!」でしたから(笑)
そんな思春期真っ只中の受験生時代を少し振り返りたいと思います。
「慌てて入った個人塾」
塾に入る前は進〇ゼミにお世話になってましたが、
もともと勉強嫌いの私は進〇ゼミも長続きしませんでした。
親もこれじゃイカンと思ったのか、友人と共に個人塾に入ることになりました。
「学校見学」

友達と同じ女子高や可愛い制服の学校など迷いに迷った結果、
少し遠くても通えそうな環境の学校に決めました。
マンモス校で設備が整っていて綺麗、豆腐メンタルの私にも有難い、
スクールカウンセラー有。
そして、大きい屋内プールは当時の私にとってかなり感激ものでした(笑)
行き帰りは母と一緒です。
今思えばしょうもないな~と感じるのですが、当時の私にとっては親に付き添ってもらってる自分がどうしようもなく嫌でした。
電車も母とは別車両へ行き、駅も道もとにかく距離を取る。離れる。
心配な母は怒る。反抗する私の繰り返し。
帰宅後、しおらしく母に謝る私でした。
「衝撃の赤点」

中三のテストといえば、かなり大事ですよね。
夏か秋頃のテストだったと思います。そこに衝撃は落ちたのです。
一番苦手な数学のテストでした。結果は0点!答案用紙全部埋めたのにですよ!?
この結果には塾の先生も絶句。
空白だらけで出すよりも良い!の精神が過ぎたのでしょうね。
今思えば、分かっている”つもり”でやっていたツケが来たと思います。
「いざ試験当日」
心配性な私は、前のめりに現地到着。
周りから聞いていたとおり、他の受験生は皆「頭良さそう」に見えて
不安になっていました。
今までやってきたことを胸に、いざ試験開始!
とにかく分かる問題から解いていき、答案用紙を埋めることに意識を集中しました。
特に数学は「間違ってたとしても、後悔しないために」
問題用紙に式や計算などを書き殴りです。
一科目毎、試験後に始まる受験生の呼び出しアナウンス。
複数名の受験生が呼ばれ内心ドキドキしました。もちろんしてませんよ?
「合否発表」

結果は不合格。二度見しましたが、残念ながら私の番号はありませんでした。
自分の努力・実力不足だと、分かっていても・・・悔しくて悲しくてたまりませんでした。
後日、担任の先生が訪問。母親と私と先生の緊急会議が始まりました。
結果は、次の「進んだ道」でお話しします。
「選んだ道」
母親と私と担任の先生の会議の結果、2次募集している学校を受験することにしました。
無事、その学校に合格。
とはいえ、高卒資格が取れる学校なので受け入れ幅が広かったお陰ですが・・・
最初は自分が情けなかったです。
滑り止めもナシで、第一志望のみで受験したこと。まるで特攻受験ですね。
今思うと特攻受験をして散った私にも、両手を広げるように受け止めてくれた学校に
感謝しかありません。
大学のように自分で時間割を作り、その授業に合わせて登校する形です。
高卒資格を取れる学校なだけあり、午後から授業を受ける主婦の方や
高校に通えなかった年配の方など様々な生徒がいました。
全日制の学校もありましたが、私はこの学校で良かったと思います。
今でも大切な友人と出会い、たくさんの思い出が詰まった場所。
私の高校受験の話は以上になります。
これから受験をする方に少しでも良いきっかけになれたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
k104著
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