国立大学を目指した話し

部活動と勉強の両立をしながら国立大学に現役合格できた理由とは…

両立は可能か?

結論から先にいってしまえば、部活動と勉強の両立は、間違いなく可能です。

私は、三年生の初めのうちまで部活動に熱心に取り組み、自分の代では、全国大会に出場しました。
そんな私でも、国立大学に合格することが出来たので、両立が可能だと考えます。

しかし、ここでは両立とは、どっちにも常に全力で取り組み、どちらとも最高の結果を残すということをいっているのではありません。

それが一体全体どういうことなのかをこれから話していこうと思います。

文武両道の種類

私が思うに、文武両道というものには、2パターン存在します。

一つ目は、先ほども述べたように、常にどちらにも隙を作らず、高校三年間フルパワーで駆け抜けるというものです。


文武両道と聞いて、真っ先に浮かんでくるタイプは、このようなタイプのものだと思います。

しかし、このようなタイプの文武両道は、ほとんどの場合挫折がつきものとなります。
多くの人は、そのような生活を完遂するだけの体力と精神力を兼ね備えてはいません。

つまり、このようなタイプの文武両道は不可能に近いといえます。

私が、部活動と勉強の両立が可能だと言っているのは、このパターンではなくて、もう一つのパターンの文武両道についてです。
実際に私がやっていたのは、こちらのパターンです。

成功する文武両道

では、完遂できる文武両道とは、どのようなものなのかということを話していこうと思います。

それは、どちらか一方に力を割くタイプの文武両道です。

それは文武両道なのか?という疑問もあると思うので、詳しく説明していきます。
まず、一方に力を割くというのは、ずっと部活だけやる期間を作ったり、その逆をしたりするというわけではありません。

ここでの一方に力を割くというのは、4対1位の比率でどちらかに比重を乗せると言うことです。その期間を切り替えながらやることで、キャパオーバーすることなく、どちらか一方の能力を大幅に向上させつつ、もう片方も、実力の維持が出来ます。

このやり方が、一番コストパフォーマンスがよく、成功する確率が最も高い文武両道だと思います。

実例

それでは、実際に、私がやってきた両立方法を紹介して、それぞれについて、解説をしていこうと思います。

まず、高校一年生の初めのうちは、私も文武両道といえば、常にどちらにも全力で取り組むと言うイメージだったので、とにかく一生懸命やってみました。
しかし、今考えれば当然なのですが、すぐにいっぱいいっぱいになって、どちらにも身が入らなくなってしまっていました。

そうしてぐだぐだ過ごすうちに、部活動の大会や、勉強の方でも試験があり、当然どちらも結果を残せなかった私は、これからどうしようかと考えました。
そこで出た答えは、どちらかに比重を置いて取り組んでみようという考えでした。

受験まではまだまだ時間があると考えた私は、勉強は宿題だけ、残りの時間で部活に集中してみようと決めて、その考えのもと生活していきました。
すると、部活動のスキルアップはもちろん、学力も向上しました。

そこで私は、どちらも頑張ろうとして失敗するより、どっちかに絞ってどちらとも取り組んだ方が断然いい結果につながることに気づきました。

そこから試行錯誤繰り返し、一年生の終わりから二年生の終わりまでは、基本は先述したやり方で取り組み、テストが近づいたら比重を逆にして、部活はランニングのみにするなどオプションをつけて取り組んでいきました。

そうして迎えた三年生の部活動の大会で、見事全国大会に出場することが出来ました。

その後引退した私は、すぐに勉強に切り替えましたが、これまでもそれなりに勉強していたので、無理のない勉強を続けるだけで、受験に間に合わせることが出来ました。
そして、勉強でも国立大学合格と言う結果を残すことが出来ました。

これも、立派な文武両道の一つだと私は思います。

最後に

先述したとおり、多くの人が考える文武両道は、三年間フルパワーで頑張りつづける方法だと思います。

ですが、私の取り組み方も、三年間フルパワーで頑張る取り組み方も、どちらの取り組み方も、文武両道だと思います。

なぜなら、どちらの方法も、成し遂げることが出来れば部活動と勉強の両方で結果を残すことが出来るからです。

高校では勉強と部活の両立がしたいと考えている方は、自分の能力と相談して、この記事を参考に頑張ってもらえたらいいなと思います。

pokiy著

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